誰かの表現を食べて生きている。私は歌が好きです。曲も詞も、本当は、それを作った人たちも全て、愛していたかったです。好きでいたかったです。人間性がどうとかではなくて、ぜんぶ、ぜんぶ、吐き出す愛も憎悪も全部愛していたかったです。吐き出された形のない言葉とか、その人が表す全てを取り入れて、苦しくなって、悲しくなって、楽しくなって、幸せになりたい。

笑っていても、泣いていても、大声で叫んだ愛が届かなくても、私はその空間が好きで、そこにいる自分が好きで、たとえそこにいなくても、いつか取り入れられる表現があるのなら、それを愛として受け入れたいです。

何言ってるのか分からないや。ただ、私の中で、音楽がものすごく大きな存在で、それを作り出す人のことを好きでいたくて、今の環境が嫌いでも、音楽を失わなければ生きていたいなって思ってしまった。逃げ出したくて、何もかもやめたくて、もう全部嫌で、生きるのもやめたいけれど、音楽がこの世に存在しているのなら、誰が歌っていても、どんな曲でも、その時の私を救ってくれる音楽があるなら生きていたいな。

新たに創り出される音も、言葉も、全部愛したい。今までのものも愛していたい。そして私は泣いていたいし、笑っていたい。

特に意味はないけれど、今日は好きが溢れる日だな。