真綿で首を絞める

 

 

 

今世でも、きっと来世でも、私はきっと自分の言葉で誰かを縛りつけて、自分を縛りつけて、誰かを、そして自分を苦しめ続けるのだと思う。それでも私は言葉を綴って生きていきたいし、ジグソーパズルみたいなばらばらな言葉たちを紡いで生きていきたいね。何が言いたいのか忘れちゃったけど、

一緒にいた時間は幸せで、離れている時間はすごく不安で、寂しくて、しんどくて、それでも一緒にいることを選んでいて、1番になれないこともわかっていて、全てを察して、理解して、悟って、それでも自分の中の好きだけは否定したくないな、信じていたいなと思っていて、ああ馬鹿みたいだ。馬鹿みたいだけど、来世でも出会えたら、今度は1番になりたいなあ。とかね、またいつか出会うときは、一緒に幸せになりたいなとか、今度こそ昼に一緒に外を歩きたいねとか、外で手を繋ぎたいねとか。そんなこと。

よく分かんないけど、なんとなく、今世では自分を幸せにしてあげられないような気がしてしまうし、あなたとの幸せを期待できるような私ではないから、今まで付き合った人とか好きになった人とか私が幸せにしてあげられなかった人とか、全部引っ括めて、来世でまた出会えたら、今度は一緒に幸せになりたいねって考えて切なくなったお話。